全米(USオープン)全試合のサーブ平均速度とポイント率についてグラフ化してみました
公開日:
最終更新日:2016/02/10
2016/02/10
全米(USオープン)全試合 各選手のサーブ平均速度とポイント率についてグラフ化してみました。
試合は全部で128試合ありましたが、サーブデータがある93試合で集計してます。
93試合×2選手=186データあります。
1stサーブ平均速度-1stサーブポイント率
全体的には、サーブ平均速度が速いほど、ポイント率が高くなっているようにみえます。
(相関係数は0.703)
特に、200km/hを越えた試合(13試合)は全て75%を越えています。
ただ、170~200km/hの間は、サーブ速度が速くても、ポイント率が低い試合もあるようです。
錦織圭の7試合のデータも青色でプロットしてます。
サーブ速度は171km/h~175km/hと速くないため、ポイント率はそこまで高くありません。
2ndサーブ平均速度-2ndサーブポイント率
2ndサーブですが、相関係数は0.437と1stサーブほど平均速度とポイント率との相関度が高くありません。
錦織圭 7試合のデータを青色でプロットしていますが、
速度は遅いながらも、ポイント率が高いことがわかるかと思います。
1stサーブほど、サーブ速度の影響もなく、
錦織の得意なストローク力勝負でポイントをとれているようです。
(サーブ速度をランキングした記事サーブ速度ランキング 全米(USオープン) 錦織圭は98選手中70位も書いてますのでよければ読んでみてください。)