年齢とトップ100ランキング 平均年齢は男子テニス28歳、女子テニス25歳
公開日:
最終更新日:2017/07/23
2017/07/23
高齢化が進んでいると言われているテニストッププロの世界ですが、
年齢とランキングの関係が気になり、
年齢とランキング(2017年1月2日時点)の関係をプロットしてみました。
男子テニスTOP100の平均年齢は28歳で、30歳以上は39人
まずは男子をみてみましょう。
19歳から37歳と幅広い年齢層がトッププロとして活躍していることがわかります。
平均年齢は28歳で、30歳以上が39人と高年齢化が進んでいることを実感しますね。
こうしてみると、錦織27歳(5位)はどちらかと言えば若い部類だし、西岡21歳(99位)はほんとに若い。
35歳を過ぎてもほんとのトップで活躍するフェデラー(35歳)、カルロビッチ(37歳)はすごいなあ、と思います。
女子テニスTOP100の平均年齢は25歳で、30歳以上は15人
次は女子をみてみましょう。
平均年齢は25歳、30歳以上は15人と男子ほどは高齢化が進んでいない印象です。
S・ウィリアムズ35歳、V・ウィリアムズ36歳が特殊な存在であることがわかります。
グランドスラム(4大大会)優勝者
FiveThirtyEight
という英語のサイトで、
グランドスラム優勝者の年代ごとの年齢をプロットされています。
男子の場合、2010年ぐらいまで優勝者の年齢が20~25歳だったのが、それ以降30歳ぐらいまで年齢が上がっています。
これはここ何年も優勝を分け合っている4強(フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレー)やワウリンカなどの影響が大きいです。
女子も、ケルバー29歳、ウィリアムズ35歳の活躍によって、2010年以降優勝者の年齢は上がっています。
今後も30歳近くの黄金時代が続くのか、それとも若いヒーローが誕生するのか、気になりますね。