【錦織圭 試合結果】 アンフォーストエラー多くA・クズネツォフに苦戦(全豪1回戦)
公開日:
最終更新日:2017/07/25
2017/07/25
全豪1回戦、A・クズネツォフ(45位)相手に5-7, 6-1, 6-4, 6-7 (6-8), 6-2とファイナルセットの激戦の末の勝利。
昨年2回対戦し、どちらもストレート勝利でしたから、難なく勝てるかなあと思っていましたが、以外にも苦戦を強いられました。
苦戦の原因はなんだったんでしょうか。
苦戦の原因は、アンフォーストエラーの数が多かった!?
アンフォーストエラーに着目してみると、セットをとられた第1セットと第4セットで、アンフォーストエラーの数が多いことがわかります。
(下のグラフ)
特に第1セットは、フォアハンドのアンフォーストエラーが多く、第4セットはバックハンドのアンフォーストエラーが多くなっていることがわかります。
サイドアウトよりも、ネットミスやバックアウトが多かった
どういうアンフォーストエラーだったのか、サイドアウト、ネットミス、バックアウトに分けて考えてみました。
第1セットはフォアのネットミスとバックアウトが多く、第4セットはバックのネットミスが多くなっていることがわかります。
サイドアウトであれば攻めにいった結果のミスなので少しポジティブに捉えてもいいのですが、そういったミスは少ないです。
ショットの映像をみてみると、どこかタイミングがあってないというか、ボールと身体の距離感が合ってないようにみえました。
打つ前の足の細かいステップで合わせにいくべきなんですが、フットワークが少し悪かったということでしょうか。
wowow解説者の村上さんも、「今日の錦織はネットミスが多い」と言われていました。
この試合、クズネツォフのフラットストロークの処理が難しかったという意見もありますが、
アンフォーストエラーを少なく安定したテニスができていれば苦戦せずにすんだんだろうなあ、というのがこの試合の感想です。