デビスカップチーム 「情報戦略担当」
公開日:
最終更新日:2017/07/25
2017/07/25
デビスカップカナダ戦の舞台裏
先日wowowで、日本男子デビスカップ 植田監督の特集が放映されてました。
「ノンフィクションW 男子テニス日本代表監督・植田実 コートサイドから歴史をつなぐ」ってやつです。
カナダ戦勝利では、
3勝した錦織選手が大きくフォーカスされました。
が、この番組では、
監督がチームをどう勝利に導いたか、その舞台裏を映したモノとなっていました。
情報分析の専門家
私が気になったのは、
日本チームメンバーに情報分析の専門家がいる、
ということ。
「池田亮」という方で、
PC画面で相手選手の映像をみながら
「失速したボールに弱い」
「バックハンドの凡ミスはほとんどない」
など、植田監督に相手の弱点を伝えているシーンがありました。
植田監督いわく、
「彼は私の参謀で、戦略は彼の70%の情報をもとに、残りの30%は私の勘かな、ハハハ」と。
植田監督が池田さんをかなり頼りにしている感じが伝わってきました。
「数字と映像があったほうが選手の理解が進む」
と話しながら、パワーポイントで説明資料をつくっている様子もありました。
分析結果をわかりやすく選手や監督に伝えるための資料をつくっていたのでしょう。
植田監督からは「相手の弱い部分を選手に対して印象づけられるよう工夫して」とよく言われると。
情報を分析するだけでなく、その情報をもとに何をするべきか、
それを選手に植え付ける工夫も大事な仕事なのでしょう。
次のチェコ戦は相手をどう分析し、どんな戦略をとるのかが楽しみですね。