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テニスの試合シミュレータで2016年の1430試合の勝率を計算し、実際の戦績と比較してみました

公開日:
最終更新日:2017/09/25

      2017/09/25

先回、テニスの試合シミュレータをつくり、錦織とジョコビッチを1000回対戦させてみました
で、つくったテニス試合シミュレータを紹介しました。

テニス試合シミュレータでできること

シミュレータでできることは、選手Aと選手Bをシミュレーション上で1000回対戦させ、何勝何敗になるかを計算し、どちらがどのぐらいの確率で勝ちそうかを予想することができます。

選手A、Bの年間平均STATS(1st・2ndサーブポイント率、1st・2ndリターンポイント率)から、対戦するときのSTATS(1st・2ndサーブポイント率、1st・2ndリターンポイント率)を予測し、乱数シミュレーションによって1000回対戦させて計算させています。

対戦するときのSTATSの計算方法ですが、傾向としては、自分のサーブポイント率が高ければもちろん試合のサーブポイント率も高くなりますが、相手のリターン確率が高ければそのぶん低くなります。それを過去の試合データから回帰分析でどのぐらいの数値になるかを算出できるようにしてます。

今回は、2016年の試合1430試合でどちらの選手がどのぐらいの確率で勝つかを全て算出し、実際の戦績と比較することで、どのぐらいの精度で試合を予想できるかを確認してみました。

2016年、1430試合の勝率予想と実際の戦績を比較

1430試合、全ての試合の勝率を算出してみました。
例えば、1000試合対戦させて、667勝333敗の場合、勝率は66.7%としています。

1430試合の勝率を計算した結果と、実際の結果が↓となります。
(予想した勝率の試合の中で、実際に何%が勝った試合になったかを確認しています。)

キャプチャ10

50%~60%と予想⇒実際には370/638試合(58%)が勝ち
60%~70と予想⇒実際には329/459試合(71.7%)が勝ち
70%~80%と予想⇒実際には183/232試合(78.9%)が勝ち
80%~90%と予想⇒実際には73/89試合(82%)が勝ち
90%~100%と予想⇒実際には11/12試合(91.7)が勝ち

50%以上の確率で、勝者を予想することができていそうです。
また、予想勝率が高いほど、実際に勝っている試合も多くなっていることがわかります。

ただ、これは2016年と過去の予想になっているので、あまり面白くはないですね。

今後は、未来の試合予想に使っていきたいと思います。

・テニスの試合シミュレータをつくり、錦織とジョコビッチを1000回対戦させてみました
・テニスの試合シミュレータで2016年の1430試合の勝率を計算し、実際の戦績と比較してみました
・テニスの試合シミュレータで全米オープンの試合を予想してみました

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